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美容師は儲かるのか?平均給与が業界平均より5万円多い理由を解説

美容師は平均年収が低く、儲からない職業だと思われている方も多いと思いますが、実は勤務する美容室によって違ってきます。

そこで今回は、「マイスタ®サロン」を展開する直営美容室 by emt®グループの平均給与が業界平均より5万円多い理由と、店舗の利益を確保する仕組みについてお話しします。

美容師は儲かるのか?給与の現状とは

美容業界の課題はまだまだ多く、その一つに給与水準が低いことが挙げられるのですが、美容師の平均給与がどれぐらいなのかはご存じでしょうか?

福祉介護士の次に給与水準が低いと言われている美容師ですが、厚生労働省のデータで見てみると、10年ほどの在職キャリアの女性で約20万3千円、男性で27万5千円の男女合わせた平均で約25〜26万円、新人アシスタントは男女変わらず約19万円という数字が出ています。

さらに賞与の支給がない会社も多く、支給されているとしても極めて少ないため、美容師の平均年間所得は約290万円〜300万円となっています。

美容師は残業が多く、長時間労働になりがちな過酷な労働環境とは見合わない給与であるため、決して儲かる職業だとは言えないのが現状です。

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美容師が儲からない理由はその構造にある

美容師が儲からない理由はその構造にある

給与水準が低い美容業界は離職者が多くなりやすく、2018年にエン・ジャパンが行った「元理美容師が退職したきっかけ調査」では、ワーストワンに業務内容の割に給与が低かったという理由が挙がり、3位に一日に働く時間が長すぎることと、上位に労働環境に関する内容が入っており(2位は精神的に疲れる)、低水準の給与で労働時間と見合っていないことが、美容師がハサミを置くことに繋がっていると予想されます。

美容師は"アシスタントは未来のスタイリスト"という考えから教育に熱心なのですが、その反面、スタイリストを目指すアシスタントを今のスタイリストが育てなければならないため、スタイリストがアシスタントの給料を稼いでいるとも言えます。

この構造が、今のスタイリストが常に稼ぎ続けなければならない現状を生み、今のアシスタントがスタイリストになっても次のアシスタントが入ってくるため、この悪循環がずっと続く構造になっています。

美容師の労働環境を整えることが難しい理由

美容室の経営は、個人事業主が88%、残りの12%が法人経営となっているのですが、大半を占めるのが個人事業主の経営者であるため、事業を拡大したくても労働環境を整えるのが難しいというのが実情です。

美容師の労働環境を整えることが難しい理由

美容室の平均営業利益は3〜4%と少なく、例えば100万円を売り上げたとすると営業利益は4万円、1000万売り上げたとしても営業利益は40万円になります。

この現状で1万円でも給与を上げようと思えば、財務体質がガタガタになり、とても厳しい経営状態となり得るため、事業を拡大する余裕が生まれません。

つまり給与を上げるためには、美容師一人における生産性を向上させていくことが必須だと言えます。

by emt®グループの給与システム

このような厳しい業界の中、「マイスタ®サロン」を展開するby emt®グループの平均給与は約30万円と業界平均より5万円ほど高く、10年以上キャリアのある男性スタイリストよりも高い給与となっています。

美容師は個人指名売り上げが多く、同じだけキャリアがあったとしても個人指名売り上げや店販売り上げで給与差が出てしまう厳しい世界です。

そんな中でby emt® グループがこの給与を実現できている秘密は、その売上構成にあります。

美容室のよくある売上構成は売上があり粗利があり固定費があるという発想で進めているため、売上主導型になりがちです。

しかしby emt®グループでは、人件費が売上高の45%になるよう計算し、人件費によって売上予算を毎月変動させています。つまり人が増えれば売上予算も上がり、産育休や退職などで人が減れば予算も下がるような仕組みにしています。

美容業界で利益が確保できる仕組み

美容業界の平均営業利益は約4%ですが、前述したようにby emt®グループは人件費が全体の45%に設定しているため、そこから家賃や光熱費、リース料などの固定費を引くと残る利益は約15%となり、美容業界における平均営業利益の4倍近くが残せるような構造になっています。

人件費は一人あたり平均30万円ほどのため、人件費を抑えているのではありません。

では一般的な美容室と何が異なるのか、理由は大きく分けて3つあります。

  • アシスタントを採用しない
  • 地域密着型の小規模展開
  • 顧客一人あたりにかける広告宣伝費の割合が低い

それぞれ解説していきます。

アシスタントを採用しない

まず一つ目はアシスタントがいないため、スタイリストがアシスタントの給料を稼ぐ必要がなく、全員で売上を上げられるということです。

誰かが誰かの給与を支えている構造ではないため、スタッフ全員で収益・生産性を上げられる働き方が可能となり、利益が残りやすい経営構造になっています。

地域密着型の小規模展開

家賃構成が他社平均は売上の約10〜15%なのに比べ、by emt®グループは約5〜7%と半分ほどです。

それは何故かというと、まず一等地(東京なら新宿や渋谷、大阪なら梅田や心斎橋)で戦わず、少し離れた住宅地で地域密着型の小規模店舗という形の戦略を取っているため、都心よりも地価が安いのです。

地域密着型の小規模展開

例えば、都心の坪単価が約4万円で50坪程度の店舗であれば家賃が200万円なのに比べ、都心より少し離れた場所であれば坪単価が約1万円の20坪程度で出店しているので家賃は20万円と、都心の約1/ 10程度の家賃費用になります。

つまり一つの店舗で200坪の出店をするよりも、小規模で複数店舗を出店するという戦略を取っているため、家賃支出を抑えることに繋がっています。

顧客一人あたりにかける広告宣伝費の割合が低い

顧客一人あたりにかける広告宣伝費の割合が低い

そして次に、顧客一人あたりの広告宣伝に掛ける予算の割合が他社より低いことです。

広告宣伝費は大手予約サイトを利用すると、月間10万円程度で行なうことができますが、by emt® グループは集客方法としてチラシ戦略を取っており、1店舗あたり月間30万円ほど掛けています。

一見、宣伝費は多く掛けているように感じますが、大手予約サイトに10万円掛けても、来店してくださるお客様の数は恐らく月間20〜30名ほど。

それに対して、チラシ配布には月額30万円掛けているものの月間来店平均は130名ほどを獲得できており、費用対効果を考えれば後者の方が高いと考えます。

  広告宣伝費 集客人数 1名あたりのコスト
大手予約サイト 10万円/月 約20〜30名/月 約3,300円
チラシ配布 30万円/月 約130名/月 約2,300円

実は大手WEB会社を利用するとお客様が定着しにくく、リピート率もあまり高くないと言われています。

by emt® グループは、ターゲットを絞ったチラシ戦略を取っていることもあり、再度来店していただくことが多いため、リピート率が高くなっています。

数字で見ると1名あたりのコスト差は1000円ほどですが、失客とリピートではその後の安定が変わってくるため、そのような部分も利益が残る仕組みに大きく影響しています。

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美容室のチラシで効果的に集客するためにはどうすれば良いのか悩んでいる経営者の方に向けて、新規顧客とリピーターを合わせて毎月450名のお客様を集め、安定した店舗運営を実現している「マイスタ®サロン」が行なっているチラシ戦略についてまとめます。

美容師が儲かるかは戦略次第

私たち「マイスタ®サロン」は会社が幸せになるために社員がいるのではなく、社員の幸せのために会社があると思っています。

もちろん会社の利益がなければ存続はできませんが、大切なことはスタッフもお客様だと考えて、労働環境や給与システムを考えていかなければ、どこかで店舗都合や会社都合になり間違った判断をしてしまうのではないでしょか。

その部分さえ間違わなければ、会社の利益を残しながらもスタッフ全員に満足してもらえる労働環境や給与システムを作ることができると考えています。

美容室の経営戦略・フランチャイズのご相談は「マイスタ®サロン」へ

美容室フランチャイズについてのご相談はマイスタ®サロンへ

美容室の経営者ともなれば、誰もが多くの課題と悩みを抱えることになります。

美容室の独立開業に不安を持つ場合は、業務提携やフランチャイズを選択肢に入れたり、サロンづくりの仕組みやノウハウなどの知識と経験豊富なパートナーに相談してみたりすることが大切です。

わたしたち「マイスタ®サロン」は、サロン経営のお悩みを解決するパートナーシップ制度をご提案しています。

【マイスタ®サロンの特徴】

  • 日曜・祝日休み、かつ年間休日115日の実績
  • 平均月収28万5,000円の実績
  • 顧客の絞り込みとマーケティングからのドミナント戦略
  • 営業利益2,000万円が出せる経営ノウハウ
  • 大手WEB集客に頼らず、新規顧客月平均130名の集客ノウハウ

「マイスタ®サロン」が美容室経営において提供するノウハウは、人材不足の美容業界において女性美容師が長く働きやすい環境を確保し、なおかつ十分な利益を確保する仕組みです。

集客や人材の問題で悩む美容サロン様に、女性美容師が働きやすいサロンづくりの仕組みやノウハウを共有し、サロン経営のサポートをいたします。

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