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採用・マネジメント

【成功させる】美容師を採用する方法とは?おすすめの手法や求人媒体・募集のコツを解説。

「美容師を採用したいけれど、どういう方法があるのかわからない」
「どのような広告媒体に求人を出せば良いか知りたい」

美容師の採用に関して、このような疑問や不安を抱く方は少なくないでしょう。おすすめの採用方法は美容室の規模などによって異なります。採用方法のメリット・デメリットなどを把握して、適切な媒体で求人を出すのがおすすめです。

本記事では美容師の採用を成功させる5つの方法と広告媒体の種類、人材不足の原因などを解説します。

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美容師採用を成功させる方法について

美容師採用を成功させる方法について

美容師の採用には、大きく分けて5つの方法があります。

  • 求人媒体を活用する
  • リファラル採用を実施する
  • 人材紹介を利用する
  • 専門学校にOB訪問など行う
  • SNSで告知する

美容室の規模や状況によって、最適な採用方法は異なります。以下でメリット・デメリットを交えながら説明しますので、ご自身の美容室に合う方法を検討してみてください。

求人媒体を活用する

美容師の採用で最もメジャーな方法が求人媒体の活用です。2022年2月に実施された株式会社イーグラント・コーポレーションの調査※によると、「知り合いの紹介」を除けば求人媒体から転職先を見つける人が最も多いとわかっています。

求人媒体で募集するメリットは、たくさんの方に求人を見てもらえるという点です。例えばリジョブの場合、約35万人の会員が登録しており、毎月の閲覧数は約400万回を誇ります。
つまり、リジョブに広告を掲載すると、最大で35万人のユーザーに求人情報を見てもらえる可能性があります。

一方で、掲載料が必要になるというデメリットに注意してください。掲載料は求人媒体によって異なりますが、100万円以上もかかってしまうこともあります。ただ、なかには成功報酬型の求人媒体もあるため、事前に費用を確認することが大切です。

※参考:PR TIMES|【現役美容師500人にアンケート調査】 現役美容師が転職理由や働く美容室に求めることは?|美容師の転職事情2022年版

リファラル採用を実施する

費用をできるだけ抑えつつ、ポテンシャルの高い人材を採用したい方におすすめなのがリファラル採用です。リファラル採用とは、スタッフから友達や知人を紹介してもらう採用方法のことです。

リファラル採用にはミスマッチを防げるというメリットがあります。スタッフの紹介であるため、候補者はすでに社風や価値観を理解しているケースが多いです。また、入社してすぐに顔見知りと働けるため、居心地の良さを感じることができ、早期退職の防止にもつながります。

ただし、リファラル採用を成功させるには、そもそも「知り合いや友達を紹介したい」と思えるような美容室を作り上げなければなりません。加えて、スタッフに「どのような人材を求めているか」を正しく認識してもらう必要があります。このような点から、ある程度の成長を遂げた美容室の採用方法といえるでしょう。

人材紹介を利用する

人材紹介には2つの方法があります。

  • 人材エージェント
  • 人材派遣

人材エージェントは正社員採用が前提になっているサービスです。エージェントに対して支払う手数料は、採用した従業員の年収20%〜30%が相場です。年収が300万円だった場合、60万〜90万円程度を想定してください。ただ、美容業界に特化した人材エージェントの場合は、手数料が10%前後のサービスも珍しくありません。

人材派遣は派遣会社から適切な人材を派遣してもらえるサービスです。正社員と違って期間が満了を迎えると契約は終了するため、緊急時や繁忙期など一定期間だけ人の手を借りたいときに便利です。手数料は派遣料金の20〜30%程度が相場です。

専門学校にOB訪問など行う

従業員や自身の専門学校にOB訪問して、学生たちと交流するという方法もあります。長期的な目線で人材を確保したい、という方におすすめです。

OB訪問のメリットは「一切お金がかからない」という点です。求人を出したり紹介してもらったりするわけではないため、手間と時間はかかりません。一方で、基本的に学生としか知り合えないため「採用までに時間がかかる」「採用しても即戦力にならない」などのデメリットがあります。

SNSで告知する

お金をかけることなく手軽に求人情報を告知したい場合、SNSがおすすめです。美容師の採用に使われることが多いSNSは以下のとおりです。

  • Instagram
  • Twitter

特に、Instagramは写真で職場やスタッフの雰囲気を伝えられるため、人材採用と親和性が高いといえるでしょう。実際に、「#美容師求人」で検索すると、86.1万件もの投稿がありました(2022年11月28日時点)。

SNSはお金がかからないうえに、たくさんの人に見てもらえるというメリットがあります。その反面、応募が殺到し、選考に時間がかかってしまう恐れもあるでしょう。

美容師採用で利用できる求人媒体の例

美容師を採用する際にまず利用されるのが求人媒体です。求人媒体には、一般的に4つの種類があります。

  • 掲載型(有料・無料)
  • 掲載+成果報酬型
  • エージェント紹介型
  • 広告掲載型

こちらもそれぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

掲載型(有料・無料)

掲載型の求人媒体には、以下の2つがあります。

掲載型の種類 特徴
掲載課金型 掲載期間に応じて料金が発生する
成果報酬型 採用の決定や求人の応募などがあった際に料金が発生する

大手求人サイトで導入されているのは掲載課金型です。「半年」「1年」など期間に応じて月額の料金が発生します。

掲載課金型には、有料のものと無料のものがあります。主な掲載課金型の求人サイトは以下のとおりです。

無料 有料
ハローワーク
indeed
求人ボックス
リクエストQJ
美プロ
ホットペッパービューティー
マイナビ
リクナビ

掲載課金型には「料金が一定である」というメリットがあります。広告掲載料を支払えば、基本的に何人採用しても料金は変わりません。一方、デメリットは「全く応募が来なくても契約期間中は料金を支払わなければならない」という点です。

掲載+成果報酬型

成果報酬型の求人サイトは、基本的に「初期費用がかからない」という点がメリットです。料金が発生するのは、採用の決定や求人の応募など「成果」が発生したときだけです。したがって、できる限り初期費用を抑えたい方にはおすすめです。

ただ、大量に応募が来た場合や採用が決まった場合は、掲載課金型より高くなってしまうケースがあります。また、初期費用がかからない分、求人の文章作成や設定を自社でやらなければならないことも少なくありません。

エージェント紹介型

エージェント紹介型とは、人材紹介会社(転職エージェント)の求人媒体です。上記2つの求人媒体と違って、一般には公開されていないケースも少なくありません。人材紹介会社に登録した人だけが閲覧できるため、応募の時点で候補者をある程度絞ることができます。

美容師の採用に特化したエージェント紹介型の求人媒体は、主に以下の2つです。

  • キレイビズ
  • beautyangel

キレイビズ

キレイビズは利用満足度No.1の美容業界専門求人サイトです。美容師やアイリストなどの転職を目指す方に向けて、3万件を超える求人情報が掲載されています。

キレイビズの特徴は成果報酬型であり、初期費用がかからないという点です。料金は採用が決まるまでいっさいかかりません。さらに、美容業界の採用に精通した専任スタッフが在籍しており、各地域のトレンドや条件の相場などをアドバイスしてくれます。

beautyangel

beautyangelは美容師の転職に特化したエージェントサービスです。求人はすべて非公開であるため、安心して掲載できます。また、キレイビズと同じく成果報酬型で、採用が確定するまでは無料です。
h3:広告掲載型
広告掲載型とは、料金を支払ってサイトや雑誌、新聞などに求人情報を掲載する広告のことです。掲載型が月額であることが多い一方で、広告掲載型ははじめに料金を支払うケースが一般的です。

月額の支払いでないことから料金を安く抑えられるというメリットがあります。ただし、掲載が終了すると応募が来なくなってしまう点に注意してください。

美容師業界での慢性的な人材不足の原因

美容師業界での慢性的な人材不足の原因

美容師の採用は、すぐにうまくいくものではありません。美容師業界は「10年以内の離職率が約90%」といわれることもあり、慢性的な人材不足に陥っているケースが多いです。

美容師業界が人材不足に陥る主な原因は3つあります。

  • 労働環境がハード
  • 待遇に不満を持つ
  • 求められるスキルや要件が多い

あらかじめ上記3つを把握しておけば、早期離職や人材の流出を予防することができるでしょう。

労働環境がハード

美容師の仕事は「きつい」といわれることも少なくありません。仕事中は常に立ちっぱなしであるうえに、前傾姿勢など無理な体勢になることも多いからです。実際に、腰痛や肩こりに悩んでいる美容師も大勢います。

また、美容師という環境そのものが「ハードだ」と考えている方もいます。次で詳しく説明しますが、美容師は平均よりも年収が低く、年間休日が少ない傾向にある仕事です。

ただ、美容師の環境はちょっとした工夫で解決できる可能性があります。環境を劇的に変える方法はこちらをご覧ください。

待遇に不満を持つ

美容師の退職理由として最も多いのが「待遇」です。2018年にエン・ジャパンが実施した「元理美容師が退職したきっかけ調査」によると、退職理由の1位が「業務内容の割に給与が低いから」でした。

厚生労働省のデータ(※1)でも、平均年収の低さがわかります。

  • 一般労働者の平均年収:307万円
  • 美容師(※2)の平均年収:268万円

このように、全体の平均年収より40万円近く低くなっていることがわかります。収入が少ないと、場合によっては生活を切り詰めなければなりません。そうすると従業員の満足度が下がり、モチベーションの低下から早期離職につながる恐れがあります。

※1 参考:厚生労働省|令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況
※2 美容師が含まれる「生活関連サービス業,娯楽業」

求められるスキルや要件が多い

美容師はさまざまなスキルや要件を求められることが多いです。例えばカットやカラー、パーマ、シャンプーなどの業務以外にも、次のような仕事があります。

  • お客様のカウンセリングや接客
  • 室内の掃除
  • 施術に必要な道具の準備・買い出し
  • Instagramなどの集客・宣伝活動
  • アシスタントの教育・指導
  • スタイリストになるための勉強・研究
  • ミーティング

美容室によっては、ヘアケアや美容商品の販売個数にノルマを課しているところもあります。このように美容師は日々、精神的にも肉体的にもタフな仕事をこなさなければならないのです。

一方で、年間の平均休日は「90日前後」といわれています。まとめると、仕事がハードなうえに年収が低く、休日も少ないという点から、美容業界は離職する人が後を絶たないわけです。

ただし、すべての美容室が高い離職率に悩まされているわけではありません。当社の「マイスタ®サロン」は、平均よりはるかに高い生産性と低い離職率を実現しています。以下では当社の事例を踏まえて美容師採用を成功させるポイントを紹介します。

美容師採用を成功させるワンポイント

美容師採用を成功させるワンポイント

美容師の採用を成功させるには、あらかじめ以下の2点を把握し、準備しておくことが大事です。

  • 永く働ける環境づくり
  • 待遇や求人要件を見直す

永く働ける環境づくり

最も大事なのが、美容師が「永く働きたい」と感じる環境づくりです。環境が悪ければモチベーションの低下を招き、早期退職のリスクが高まります。

環境づくりの前提にあるのが「お客様のニーズを探るように、従業員のニーズを探る」という考え方です。お客様のニーズを的確に把握していないと顧客満足度の改善にはつながりません。それと同じように、従業員のニーズを知っていないと従業員満足度を高めることはできないのです。

環境が整うことで従業員満足度が高まると、リファラル中心の採用が実現できます。採用がリファラル中心になれば低コストで優秀な人材を確保できるため、より美容室を成長させることができるでしょう。

待遇や求人要件を見直す

環境づくりと同時に見直したいのが待遇や求人要件です。年収や休日などの待遇・求人要件は、従業員満足度に直結する部分だからです。

待遇・求人要件を改善した実例として、「マイスタ®サロン」の取り組みを紹介します。「マイスタ®サロン」では、年収も休日も全国の平均を大きく上回っています。

マイスタ®サロン 全国平均
平均給与 約28万5,000円 約20万3,000円
年間休日 115日 90日前後

決して難しい仕組みを導入したわけではありません。ターゲットを徹底的に分析することで業務を効率化し、一人当たりの生産性を上げることで全体の給与水準を引き上げました。

同じような取り組みはほかの美容室でも十分に実践可能です。詳しくは下の記事をご覧ください。

関連記事:
美容師を高待遇にするのは難しい?給与・休日・職場環境を魅力的にするためには

美容師の採用でお悩みなら「マイスタ®サロン」へ

美容師の採用は、甘く考えていると経営に悪影響を与える恐れがあります。自分の美容室にとって「どのような人が必要か」「どのような方法で求人を出すべきか」をしっかり検討してください。

美容師を採用する際には、美容室の環境づくりや待遇・求人要件の改善も大事です。すぐに退職されてしまうと、採用に費やしたお金や時間、手間が無駄になってしまいます。

美容室の採用や開業に不安がある場合は、業務提携やフランチャイズを選択肢に入れたり、サロンづくりの仕組みやノウハウなどの知識と経験豊富なパートナーに相談してみたりすることが大切です。

「マイスタ®サロン」は、
サロン経営のお悩みを解決するパートナーシップ制度です。

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