受付時間: 10:00~18:00 (土日祝除く)

        
        
FC・経営

美容室のフランチャイズ経営は儲かる?オーナーの年収ってどれぐらい?

個人での開業より、経営が安定しやすくリスクが少ないといわれているフランチャイズ。
しかし、「フランチャイズは本当に儲かるの?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

実際、フランチャイズで開業した場合、以下のような悩みがあると思います。

  • オーナーの年収はどれくらいになるのか
  • 店舗はいつ頃から黒字化するのか

そこで今回は、美容室のフランチャイズを展開する「マイスタ®サロン」が、知っておきたいフランチャイズ経営の実態についてご紹介します。

美容業界での経営に革新をもたらす「マイスタ®サロン」モデルは、
人材不足の課題にも効果的に対応し、安定した収益を生み出します。

緻密なマーケティング調査と女性美容師の働きやすさを重視したこのビジネスモデルは、新しい美容室経営のスタンダードを提案しています。

生産性や採用にお困りの美容室オーナー様は、マイスタサロンがどのようにして業界の標準を変えているのか、詳しく知りたい方は、ぜひ資料をダウンロードしてください。

>>【資料DL】「マイスタサロン」パートナーシップ制度概要資料

 

フランチャイズと一般的な独立の違い

フランチャイズと一般的な独立は、運営体系に大きく違いがあります。
具体的な違いを、表にしてまとめたので以下を参考にしてください。

フランチャイズは、運営する本部のサロンから、店名やブランドや、運営に関するノウハウなどを提供される代わりに、ロイヤルティを支払う経営方法です。
本部の運営方針にもよりますが、サロンで使用する薬剤やシャンプーなどのまとめ買いや、経理などの代行業務がサービスに含まれているところもあります。
フランチャイズを運営する際も、法人の代表者としての責任を持って経営することが求められます。

一方で、一般的な独立は、店名やブランドの立ち上げ、運営に関してはすべて自分でする必要があります。
ロイヤルティの支払いはないものの、立ち上げにかかるコストがかかることから、初期費用が高くなる傾向にあります。

フランチャイズと一般的な独立の違いは、ロイヤルティ支払いの有無もありますが、環境がすでに用意されているかどうか、自分で用意するかどうかという違いもあります。

美容室におけるフランチャイズの形

美容室におけるフランチャイズは、サロンの看板やブランド名、メニューなどをそのまま活用して経営する形が一般的です。
その代わり独立とは異なり、以下のような制約が生じる可能性があります。

  • 店名や施術メニュー使用薬剤などはフランチャイズに従う必要がある
  • 決められたロイヤルティを支払う必要がある
  • 集客や求人は本部のやり方に従う必要がある

これらの制約を見ると「独立したのに自分のやりたいことができない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、すでにあるネームバリューで営業ができる点、営業ノウハウを一から教えてもらえる点を考慮すると、メリットも多いです。

美容室フランチャイズの失敗例

美容室フランチャイズは、必ずしも成功するとは限らず、失敗することもあります。
よくある失敗例を挙げると、以下のとおりです。

  • 公開されているモデル収益をうのみにしてしまう
  • 本部からの指導に従わない
  • 資金不足

美容室フランチャイズを開業する際、公開されているモデル収益に頼り過ぎることは避けるべきです。公表された収益例は、理想的な条件下でのものであり、実際の経営成果は、出店地域の特性、時期、競合の存在など多くの外部要因に大きく影響されます。そのため、フランチャイズに加盟する際には、モデル収益だけでなく、具体的な出店エリアの市場環境や特性を詳細に分析し、現実的な収益予測を立てることが非常に重要です。

美容室フランチャイズの経営状況

フランチャイズに限らず、どのような事業でも経営が軌道に乗るまではある程度の時間を要しますが、あなたはどれぐらいの期間をイメージしていますか?

その軌道に乗るまでの期間の目安となるのが、「いつ頃から単月黒字が常態化し始めたか」です。

美容室フランチャイズにその目安を当てはめると、単月黒字が常態化し始めるのは、オープンしてから6ヶ月後辺りが平均と言われています。

もちろん平均的なため、店舗や状況によって異なりますが、早期に単月黒字常態化に成功しているオーナーもいれば、反対にかなりの時間を要するオーナーもいます。

もしいつまで経っても黒字化できず、経営が軌道に乗らない場合は、支出内容の確認や店舗運営の見直しが必要です。

経営安定化の目安

単月黒字が常態化し、経営が安定してきたと判断する目安を、美容室の事例をもとに紹介します。

なお上記の場合、変動費として使用材料12%前後、そして固定費は230万円以下とすると、営業利益は70万円前後(売上の20%前後)の計算となります。

この売上を継続させるためには、やはり如何にして集客し、リピーターにするかを考えることが大切です。
美容室の集客方法については、こちらの「美容室はチラシだけでも集客できる!効果的なチラシ戦略のル ールとは」をご覧ください。

美容室における支出の割合

経営が軌道に乗らない場合、支出の見直しを行うため、実際にどの程度の支出があるのか、その内訳や割合を把握しておくことも大切です。

参考までに一般的な美容室の経費の内訳と、前述した「マイスタ®サロン」での経営が安定したと判断できる売上(約330万円)に対しての経費比率を比較すると下記のようになります。

<売上に対して経費の比率>

一般美容室 「マイスタ®サロン」
材料原価 15%前後 10%前後
人件費
(交通費・法定福利費含む)
50%
(※6名体制)
45%
(※5名体制)
広告宣伝費 5%前後 10%前後
家賃 15% 5%~8%
減価償却費 4%以下 4%以下
水道光熱費・通信費 3% 3%
その他 5% 3%
営業利益 3% 15%超

※売上330万円を想定した場合

「マイスタ®サロン」が展開しているビジネスモデルの場合、一般的な美容室と比較しても営業利益にかなりの差が出ることが分かります。

つまり、どのフランチャイズを選ぶかによってビジネスモデルが異なり、利益の出方に大きく差が出るため、フランチャイズを選ぶ際には慎重に選ばなければいけません。

関連記事:
生産性の高い美容室の経営戦略とは?

フランチャイズを利用して美容室を経営するメリット・デメリット

フランチャイズを利用して美容室を経営する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

  • メリット:初期投資を抑えた開業が可能な場合もある
  • メリット:経営面でのサポートを受けられる
  • メリット:採用活動やスタッフ育成がしやすい
  • デメリット:ロイヤルティを支払う必要がある
  • デメリット:制約がある場合が多い

フランチャイズ経営を検討している方は、それぞれ参考にしてください。

メリット:初期投資を抑えた開業が可能な場合もある

フランチャイズで美容室を経営した場合、初期投資を抑えた開業が可能です。
一般的に、美容室を開業する場合は、1,000~2,000万円程度の初期投資が必要とされています。
店舗規模にもよりますが、薬剤や物品、ランニングコストなどの費用が掛かります。

一方、フランチャイズの場合は、法人にもよりますが一般的な独立に比べると安くなることもあります。

しかし、一概にフランチャイズ経営が安いとはいえず、本部の経営方針によっては、内装費や設備費用で多額の初期投資がかかる場合もあります。

また、ロイヤルティ支払いがあることも考慮すると、一般的な独立とトータルコストが変わらないというケースもあります。
そのため、コスト面で不安がある人は、一度契約前に費用面で本部に相談するとよいでしょう。

メリット:経営面でのサポートを受けられる

美容室で独立を考えていて自分がオーナーになる場合、お客様への施術とは別に経営についても目を向ける必要があります。
フランチャイズでは、本部から経営面でのサポートを受けられ、具体的には以下が挙げられます。

  • 経営面でのアドバイス
  • ビジネスをする上での知識の共有
  • 経営ノウハウの共有
  • 経理や法務などの代行業務

今までは美容師として働いていて、いざ独立するとなると、美容師としての技術はあるものの、経営やビジネス面でのノウハウや知識がないことがほとんどです。
そのため、本部からの経営面でのサポートを受けられることは、大きなメリットと言えるでしょう。

引用:マイスタ®サロン加盟条件より

また、「マイスタ®サロン」ではフランチャイズ経営においてさまざまなサポートを実施しています。
オープン前からオープン後まで、サポートが充実しています。
詳しい内容については、以下のリンクを参考にしてください。

>>マイスタ®サロンのフランチャイズ経営サポート内容について

メリット:採用活動やスタッフ育成がしやすい

美容室のフランチャイズでは、ブランド名や店舗名を使用した運営ができるため、ネームバリューを使った採用活動ができます。
一般的な独立に比べると、知名度が高い状態で集客をするため、スタッフが募集しやすいです。
採用活動や集客については、本部のルールに従う必要がありますが、それでも知名度を利用した募集ができることはメリットと言えるでしょう。

さらに、新人スタッフに対して研修やセミナーを開催する法人もあり、スタッフ育成がしやすいこともメリットです。
美容室経営において、スタッフの育成は大きな課題になってきますが、本部からのサポートを受けれると安心です。

デメリット:ロイヤルティを支払う必要がある

一般的な独立と比べた場合、フランチャイズ経営はロイヤルティがかかる点は大きなデメリットと言えるでしょう。
ロイヤルティとは、加盟金のことであり、経営面でのノウハウやサポート、ブランド名などを使用する代わりに発生する料金のことです。
多くの場合「売上×○%」と決められており、毎月決められた割合のロイヤルティを支払う必要があります。

例えば、店舗の月間売上が500万円で割合が5%と決められている場合は、ロイヤルティとして25万円支払わなければなりません。

また、割合ではなく定額での契約もあります。
「マイスタ®サロン」の「by emt®フランチャイズ契約」では、毎月15万円のロイヤルティが発生します。

詳しい内容については、以下のページにてまとめているので、費用面で気になる人は参考にしてください。

>>マイスタ®サロンのフランチャイズ契約(ロイヤルティについて)

デメリット:制約がある場合が多い

美容室フランチャイズは、制約がある場合が多く、独自性や自由度が低いことがデメリットです。
フランチャイズでは、営業方針やブランド名に統一性を出すために、さまざまな制約を設けています。
具体例を挙げると、以下のとおりです。

  • 店舗名の統一
  • 使用している薬剤や備品の統一
  • 集客方法の統一
  • 施術メニューの統一

また、営業時間やメニューの料金についても制限があるケースもあります。
さらに、内装や外観、店舗の雰囲気に関しても、本部指定になることも多く、一般的な独立よりは自分色を出せないことが多いです。
とはいえ、ノウハウやスキルの提供をおこなってくれる点や、経営においてさまざまなサポートをしてくれる点を考えると、そこまでデメリットではありません。
自分で戦略を練ることが苦手な人や、実際にサロン経営をしてみたものの、集客や採用にうまくいっていない人にとって、フランチャイズ戦略はおすすめです。

また、「マイスタ®サロン」では、フランチャイズ契約のほかにライセンス契約という形態もあります。通常のフランチャイズ契約に比べると、ロイヤルティが発生しない点や、店名を自由に設定できたり、内装やレイアウトなどのデザインが自由だったり、制約は少ないです。
以下の記事にて詳細をまとめているので、ご参照ください。
マイスタ®サロンのフランチャイズ契約について

0から自分で美容室を立ち上げるメリット・デメリット

0から自分で美容室を立ち上げる場合、以下のメリット・デメリットがあります。

  • メリット:運営やデザイン面での制約が少ない
  • デメリット:コスト面での負担やリスクが大きい

運営やデザインに関しては自由にできるものの、運営をすべて一人でしなければならないという点は、大きなデメリットと言えるでしょう。

メリット:運営やデザイン面で制約が少ない

フランチャイズと比べて、個人経営サロンは運営やデザイン面での制約がありません。
資金にもよりますが、内装や外観、お店の雰囲気やインテリアなど、すべて自由にデザインできます。

さらに、使用する薬剤や施術メニュー、料金なども自由に決められるため、制約が多いフランチャイズ経営に比べるとメリットと言えるでしょう。
また、採用活動や集客面についても、独自でおこなえることから、こだわりを反映したい人にとっては、個人経営のほうがおすすめです。

デメリット:コスト面での負担やリスクが大きい

個人経営サロンは、コスト面やリスクの負担が大きいことが最大のデメリットです。
まずコスト面ですが、初期投資が大きくかかります。

トータルコストで考えるとフランチャイズと変わらないことも多いですが、物件の契約費用から備品の購入、スタッフの採用費など初期費用が多いです。
コストを抑える場合は、居抜き物件を契約したり、独自の集客や採用活動をしたりするなど、工夫が必要です。

また、経営するうえでノウハウを学ぶ必要もありますし、フランチャイズのように十分なサポートを受けられないという点では、負担やリスクが大きいと言えるでしょう。

美容室のフランチャイズオーナーは儲かる?

美容室のフランチャイズオーナーは儲かる?

フランチャイズ経営で、早期に単月黒字常態化に成功しているオーナーもいれば、反対にかなりの時間を要するオーナーもいるとお話ししましたが、気になるのは「実際にフランチャイズオーナーの年収はどれぐらい?」ということではないでしょうか?

美容室フランチャイズの場合は、経営店舗数によって、下記のようなイメージとなります。

  • 1店舗:360万(営業利益に対して43%)
  • 2店舗;500万(営業利益に対して30%)
  • 3店舗:650万(営業利益に対して26%)※マネージャー職の育成・雇用
  • 4店舗:1000万(営業利益に対して30%)
  • 5店舗:1200万(営業利益に対して30%)

1店舗、2店舗の運営では投資リスクも小さいですが、同様に収益も小さいです。収益が大きく変わり始めるのは3店舗目が軌道に乗り始めてから。

加速度的に収益体質が変わってくるため、それに伴ってオーナーの年収も増加します。また、収益が増加することにより、次の投資に関しても自己資金のみで経営できたり、収益的にも安定してきたりするでしょう。

ただ、そのレベルに到達するまでには高い壁があります。それは、“有能な人材”です。

多店舗をマネジメントするためには、オーナー一人だけでは限界が来ます。そのため、それらを任せることのできる有能な人材が不可欠です。しかし、その有能な人材を採用し育成するのは簡単ではないため、高い壁となっているのです。

逆に言えば、その人材さえいれば出店ペースも早まるため、収益増加を狙う場合には、早い段階でスタッフの採用・育成に力を入れておく必要があります。

実際、美容室フランチャイズで多店舗経営して、年収1,000万円以上儲けているオーナーがいるのは事実です。

「フランチャイズはロイヤルティの支払いがあるから儲からないのでは…?」と思われている方もいるかもしれませんが、フランチャイズ本部からのサポートで得られる知識とノウハウというアドバンテージがあることによって、個人での開業よりもリスクが少なく、安定した経営が可能になります。

もちろんフランチャイズ本部からのサポートだけに頼りきっていてはいけません。高収入を得るためにどうすれば良いかという経営者目線で考えていくことにより、“儲かる”フランチャイズオーナーになることは十分に可能なのです。

関連記事:
美容室のフランチャイズ経営は儲かる?オーナーの年収ってどれぐらい?

フランチャイズではなくライセンス契約という選択肢も

フランチャイズではなくライセンス契約という選択肢も

「マイスタ®サロン」には、「ライセンス契約」「フランチャイズ契約」の2パターンの契約形態を用意しております。

毎月のロイヤルティ支払は避けたいけれど、経験豊富な企業のノウハウは欲しい…という場合は、ライセンス契約という選択肢もあります。

mysta®ライセンス契約

「mysta®ライセンス契約」は、ロイヤルティがなく通常の新規出店と大差のない投資額で加盟できます。

その投資額で、採用や集客のノウハウ、立地やメニュー戦略に至るまでの指導と、開業後のフォローまでついているので通常の新規出店で行うより、リスクが少なく軌道にのせることが可能です。

もちろん、リスクは0ではありませんが、それは通常の新規出店も同じことです。

「マイスタ®サロン」のバックボーンには、これまで直営店で培ったノウハウや今までの課題を乗り越えてきたプロセスがあります。そのため「mysta®ライセンス契約」は、少しでもリスクを軽減しつつ、ある程度の自由さをもって美容室を開業したいと考えている方におすすめしたい選択肢の一つです。

by emt®フランチャイズ契約

「by emt®フランチャイズ契約」は、特に今まで美容室経営をしたことがない方が開業をする際に適しています。

月々のロイヤルティは発生しますが、本部が運営面を手厚くサポートするため、初めて開業する方だけでなく、経営の知識や経験値に不安がある方や、継続的にサポートを受けたい方にもおすすめです。

美容業界はまだまだ労働環境など課題を抱えており、さらにデジタル化が進んでいない業界ですが、逆に言うとそのような状況であるからこそビジネスチャンスが多くあります。

特に「by emt®フランチャイズ契約」は、コロナ禍でも影響を受けにくいビジネスモデルとなっており、美容というサービス業の中でも顧客に接点の多い業態の良さを感じてもらえるはずです。

「マイスタ®サロン」への加盟についてはフランチャイズ加盟詳細ページをご覧ください。

美容室フランチャイズについてのご相談は「マイスタ®サロン」へ

美容室フランチャイズについてのご相談は「マイスタ®サロン」にご相談を

美容室の経営者ともなれば、誰もが多くの課題と悩みを抱えることになります。

美容室の独立開業に不安を持つ場合は、業務提携やフランチャイズを選択肢に入れたり、サロンづくりの仕組みやノウハウなどの知識と経験豊富なパートナーに相談してみたりすることが大切です。

わたしたち「マイスタ®サロン」は、サロン経営のお悩みを解決するパートナーシップ制度をご提案しています。

集客や人材の問題で悩む美容サロン様に、女性美容師が働きやすいサロンづくりの仕組みやノウハウを共有し、サロン経営のサポートをいたします。

「美容業界のアタリマエを変える」

新しいサロン経営にチャレンジしませんか?

1店舗年間総売上4,320万円 営業利益840万円
人材難でも困らずに収益を上げるビジネスモデル“マイスタサロンのノウハウ“をまとめた資料ダウンロードはコチラ

課題から探す

OTHER COLUMN

→
←
PageTop